前半はインベンションを軸に弦楽器の歴史についても。
弦楽器の知識はアカデミックな意味でだけでなく、
不思議と実演にも大いに影響があります。
高すぎる段差も低すぎる段差も人は余り躓かないもの。
中途半端な高低差が人の認識を誤らせる傾向に有って、
日本人にとって34インチのエレキベースは典型な気がします。
流れに任せて良い部分と、細心の注意を払うべき部分と、
取捨選択を間違えるとミスまで滑らかに誘導されてしまう。
意識が出来ているか否か、非常に大事ではと。